2020年1月20日にスーパーホテルユニオンを立ち上げました。
株式会社スーパーホテルの事業展開は、過去20年以上が「雇用によらない働き方」である業務委託契約の支配人・副支配人により支えられてきました。
この事業を支える支配人・副支配人というのは、労働組合法(以下、労組法と略します)上の労働者の定義に照らせば「事業組織への組み入れ」されていることを示しています。また、それ以外の「契約内容の一方的・定型的決定」や「報酬の労務対償性」は、定型書式の契約書にスーパーホテルが、一方的に業務を増やし改変できると規定しています。しかも業務が増えようとも報酬は定額となっています。
さらに労組法は、労働者の定義の判断補強要素として、「業務の依頼に応ずべき関係」と「広い意味での指揮監督下の労務提供に一定の時間的場所的拘束」をあげています。これは、住込みの365日24時間拘束と驚異的安さの委託料でわかります。特に、委託料は人件費が賄えず、他の業務など引受ける余地などありません。
こうした実態を踏まえた結果、文書2597ページ、音声40件以上、動画10件以上の証拠資料をもとに、スーパーホテル業務委託契約について、社会に一石を投じたいと思いました。