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我々のスーパーホテル業務委託契約の実態が書籍で紹介されました!

2020年08月28日 | 報道履歴, 書籍

『ディスガイズド・エンプロイメント 名ばかり個人事業主 』脇田滋編著が学習の友社より出版されました。全国書店ならびにネット書店で絶賛販売中です!!

スーパーホテル店舗副支配人 渡邉亜佐美として、本書「第一部 名ばかり個人事業主」の12件の実態報告において、4番目に実態報告が掲載されています。いま、メディアで良く知られたヤマハ英語講師ユニオン、ヨガインストラクター、日本俳優連合、ウーバーイーツユニオンなども実態報告しています。

私は、「使い切った電池を入れ替えるような労務政策」という題名で雇用によらないホテル副支配人の体験談を8つのポイントに分けて述べさせていただきました。

スーパーホテル偽装業務委託契約は、2006年にILO(国際労働機関)の 「雇用関係に関する勧告(第198号)」に賛同する日本を含めた国連加盟135ヶ国の国際労働基準に適合しない反社会的企業が強要する不当な契約の典型例に数えられます。本書は、スーパーホテル偽装業務委託広く日本社会に周知するものです。

また、多くの労働問題に関する国際情勢や国際基準(グローバルスタンダード)、日本における戦後初期の労働法について、それから厚生省諮問機関によって「1985年労働基準法研究会報告」、すなわち85年報告や昭和60年報告と呼ばれる労働者の判断基準が提起されました。これにより労働基準法における労働者の定義は、広義的なものから狭義的なものに変質して影響を受けた日本社会にも言及されています。さらに巻末には、ILO「雇用関係に関する勧告」の抜粋日本語訳が添えられています。発行は学習の友社より、龍谷大学名誉教授(労働法・社会保障法)の脇田滋先生が編著されました。

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